その辺で手に入るグミ全部食べて評価する

その辺で買えるグミを買って食べてレビューします

ネーミングの勝利やね 『水グミ 巨峰味』評価&レビュー


 点数:4/10
  

爽やかさを押し出したパッケージだ

 購入場所:ドン・キホーテ

 価格:100円(税抜き)

 内容量:40g

 固さ:2(明治の噛み応えチャート参考。果汁グミは2)

 味:正直あんまり・・・

 メーカー:UHA味覚糖

半透明のグミたち。写真が汚くてわかりづらい・・・



 たびたび名前を見かけるから気になっていた水グミ。水グミというからには水のようにすいすいいけるグミなのだろうと思っていた。甘くないグミといものを結構前から求めているので期待していたのだが・・・。

 

個人的には外れだった。

 

甘さが控えめなのはコンセプトにあってていいと思うのだけど、ブドウのフレーバーが水で薄めたぶどうジュースみたいな味になってる。そのうえ後味に清涼感を足そうとしたのかスースーする香料が入っているみたい。ソーダアップと似ているかもしれない。ソーダアップも好みではなかったので、この手の香料が好きではないのかもしれない。

こんにゃく粉のせいかちょっとぐにっとした食感があってそれは少し面白い。

 

40gで100円。なのでグラムあたり2.5円。まあ平均的な価格といっていいだろう。

とはいえこの価格なら果汁グミを買う。もしくはアンパンマングミか。

数年前に透明なコーラが流行ったけれど結局定着はしなかった。水グミも似たような末路をたどる可能性があるように思える

しかし結構売れているようなのを見ると、甘さ控えめのグミを求めていて後味の香料が気にならない人たちに需要があるのかもしれない。

 

 

 

マジで焼き芋の味がするの草 『ドンキの焼き芋のグミ』 評価&レビュー


 点数:6/10
  

 購入場所:ドン・キホーテ

 価格:198円(税抜き)

 内容量:60g 15個

焼き芋の色と形を再現してる。どんぐりみたいでもある。

 固さ:1.5~2。(明治の噛み応えチャート参考。果汁グミは2)果汁グミより柔らかい気がする。

 味:ほんとに焼き芋の味がする。かなり甘い。

 メーカー:クリート株式会社

 説明

ドンキによったらドン・キホーテオリジナルグミなんていうものを見つけてしまった。しかも焼き芋味だという。そりゃ買うよね。ドンキで焼き芋を買ったことはないけど焼き芋のグミがあったら買うしかないじゃん。

 味と食感

 乾燥サツマイモ粉末が入っているせいかちゃんと焼き芋っぽい味がする。一個目を食べたときにびっくりした。後味がかなり甘めに感じる。柔らかめな食感もねっとりした焼き芋をイメージしたんだろうか。

 内容量

198円で60g。グラム3.3円なので少しお高い。とはいえ焼き芋グミとかいうよくわからない存在を生み出すにはコストがかかるであろうことは想像に難くない。私はこういう変な試みは大好きなので応援したい。

 

 総評

多分リピートすることはないだろうけど満足感はあった。

グミ食べて焼き芋の味がした時はちょっと笑ったちゃったよね。

 

初恋のことは思い出さなかった 静岡いちごグミは美味しいのか? 評価&レビュー

点数:6.5
  

パッケージ

パッケージ裏

 購入場所:ダイソー

 価格:100円

 内容量:40g 9個

 固さ:2(明治の噛み応えチャート参考。果汁グミは2)

 味:美味しい。

 メーカー:カネカ食品

中身のグミ

写真が悪いだけで桜色の可愛いグミです



  静岡イチゴグミの雑感

 カネカ食品とJAコラボのグミシリーズ。木更津ブルーベリーグミは好評であった(当社比)。静岡イチゴグミはどうか。静岡がイチゴで有名なのは俺でも知ってる。なんか石垣で温度を保つ石垣イチゴとかいうのがあったはずだ。まぁいまやってる人はいないと思うが。

 紅ほっぺという品種を使っているらしい。章姫とさちのかの交配種だからそりゃ美味しいよねって感じ。章姫とさちのかは食べたことあるが紅ほっぺはない。食べてみたい。食べ比べてみたい。

 

 静岡いちごグミは美味しいのか?

 美味しいよ。袋を開けるとイチゴの匂いがする。木更津ブルーベリーグミほど強くないけどちゃんとイチゴ香がある。生のイチゴ香というよりはイチゴジャムみたいな匂いだけど。

 木更津ブルーベリーグミと同じく柔らかめのグミ。中に入っているジャムがイチゴジャムっぽい。グミ部分とジュレ部分で微妙に味が違うので一粒で二度おいしいが成り立っている。

 個人的にイチゴの種の食感が好きなのでアレを再現してほしかった。

 イチゴジャムとかだと種が入っててぷつぷつした食感あるじゃん? あれが好きなんだよね。ジュレの中にあれが再現されてたらかなり高評価になっていた可能性がある。

 

 静岡イチゴグミの内容量は?

 40gで9個いり。少ないように感じられるけどグラムで比べると果汁グミと大して変わらない。詳しくは木更津ブルーベリーグミのレビューに書いてあったはず。気になれば見てほしい。

 

 静岡イチゴグミの評価

 このシリーズやっぱり美味しい。今のところ2/2であたりである。渥美メロンと岡山マスカットも買ってあるので楽しみだ。

 フルーツ系で味の良いグミは開けたときにいい香りがするという説が自分の中で発生している。残り二つにも期待したい。

 このシリーズなんであんまり見かけないんだ・・・・。他の地域ではよく売ってたりするのか?

 100均以外でかったらもしかすると価格と量が釣り合わないかもしれないが・・・。

 このままシリーズ終了になったりすると惜しい。

 今ブルーベリーの点見てきたら6か7かで迷って6にしてた。この.5部分は俺がブルーベリーよりイチゴが好きなせいだと思ってくれ。

 裏の説明に初恋の味を思い出すジュレと書いてあったが別に初恋は思い出さなかった。画像は後で添付します。

食べても寿命は延びない 果汁グミ黄金桃 評価&レビュー 


6/10点  

パッケージ

パッケージ裏

数量限定の輝き

 購入場所セブンイレブン

 価格:忘れた。大体200円

 内容量:47g 16個

 固さ:3(明治の噛み応えチャート参考。普通の果汁グミは2)

 :おいしい。

 メーカー:明治

中身のグミ

中身のグミ2

高級そうな琥珀



  限定ってずるくない?

 期間限定とか数量限定とか言われるとここを逃すと手に入らないかも! みたいな気がしてつい手を出してしまう。果汁グミがスーパーで138円なので200円くらいで47gなのは大分割高だ。でも限定。ここを逃すと二度と味わえないかもしれない! というわけで見つけ次第買った。ブログに書くから、といういい大義名分を掲げたので書かなければならない。

 黄金桃は長野の方で作られている高級フルーツらしい。ゴールデンピーチという名前でも売られているよう。黄桃は甘味が少なめで加工用に使われるのが主だったのだが、この黄金桃はしっかりとした甘みがあり生食で美味しいとのこと。いつか食べてみたい。

 

 果汁グミ黄金桃は美味しいのか?

 袋をあけると桃の匂いがする。あまりつよくはないがしっかり桃の匂いだと思う。まぁあんまり桃食べないんで正直自信ないんだけど、ネクターの匂いに似ているから桃の香りだと思う。若干酸味のある味になっている。私は美味しいと思うが人によってはあまり好きではないかもしれない。

 普通の果汁グミは噛み応えチャートで②なのだが、果汁グミ黄金桃は③になっている。ちょっとだけ固いらしい。正直対して差は感じない。今が冬で冷え切っているせいもあるかもしれない。

 美味しいとは思うけれども、別に驚きはない。しかし限定なのでみんな買ってしまうだろう。話のタネにはなるかも。

 

 内容量

 少ない。高い。限定じゃなかったら絶対買わない。

 

 総評

 やっぱ限定ってずるいよ。買っちゃうもん。

 美味しくないわけではない、というかちゃんと美味しいんだけど限定じゃなかったらこの価格で買うか? という感じではある。

 黄金桃って言われるとモンスターファームの寿命が延びるあれしか思い浮かばなかったんだけど、実在することを知れたのが一番の収穫かもしれない。

いやお前ワニだろ モンスターグミ 評価&レビュー


7/10点
  

 購入場所:ダイソー

 価格:100円

 内容量:50g 13個

 固さ:明治スケールの2(果汁グミは2)

 味:おいしい。ミルク味が強い。

 メーカー:不明(ベトナム


 説明

100均で売っていた謎のグミ。五匹のモンスターもモチーフにしている。月と蝙蝠とイカと悪魔とドラゴンだと思うのだが、よくわからない取り合わせがいかにも海外っぽい。コラーゲンではなくペクチンを使い、さらにオレンジ由来まで書いているのはイスラム教徒への配慮だろうか。

 

 味と食感

開けるとかなり強いミルクの匂いがする。

これまで食べてきたグミの中でこんなに香りが強いのは木更津ブルーベリーグミとこいつくらいだ。

ミルク苦手なのでかなりぐえっっとなった。点数は友人の評価を参考にした。

我慢して食べると味もミルク風味が強い。

そこに甘いグミの味が混ざって、ミルクが好きなら結構おいしいのではないかと思う。

固さは果汁グミと同じくらいかちょっと柔らかいくらい。

果汁グミの感触を忘れ始めているのでまた確かめないと・・・

冷やすとミルクの匂いが薄くなるのでおすすめしない。

 

モンスターの形をしたグミ。青い奴なんかパッケージと違くない?

 内容量

50g100円はかなりコスパがよい。

今までで最高得点をとったアンパンマングミとほぼ同じだ。

モンスターの形をしたグミは数がバラバラなので、もしかしたら全種類入っていない可能性もある。

赤いのが悪魔で緑がイカ。紫コウモリの黄色が化け物。青いのはどう見てもワニ。

全体的に造詣が雑なのがいかにも海外っぽい。ドラゴンは無理だったのか‥‥



 総評

刺さる人にはささる。

コスパもいい。

海外から輸入するグミがこの値段で売れるってどういうことなんだろうね?

ミルク風味とグミの甘味が混じりあうから実際のところ結構おいしいのだと思う。

ミルク苦手だから美味しいと思えないのが残念。

グミとミルクが好きな人は買って感想を聞かせてほしい。

個人的な好みとしてアンパンマングミには及ばないと思ったので7点にした。

人によってはアンパンマンを超える可能性もあると思う。

 

ガラス細工みたいで奇麗 BABYDUCK3Dグミ 評価&レビュー

 

点数:4/10

 

  

 購入場所:ダイソー

 価格:100円

 内容量:30g 8個

 固さ:固い。明治スケールの5くらいある。(果汁グミは2)

 味:あまりおいしいとは言えないかもしれない。甘いシロップのような味

 メーカー:プレイモア(中国生産)


 説明

 アヒルの形をしたグミ。半透明のガラス細工みたいで奇麗。中国で生産されているみたいだ。プレイモアという会社が日本なのか中国なのかは知らない。3Dグミというのは立体造形に力を入れたグミと考えればよいみたいだ。グミ化したフィギュアのようなものか。ちなみに4Dグミというよく似た名前もあるが、こちらはAmosという会社の登録商標で、立体を意味する3DとDelicious(美味しい)を合わせて4Dということらしい。まぁ、つまり同じようなものだ。Amosも中国の会社とのこと。中国ではこういうのが得意なのかもしれない。

 

 味と食感

 シロップを固めたような味に若干フルーツっぽいフレーバーが入っている。フレッシュさはない。安いキャンディーみたいな味と言って伝わるだろうか? 舌触りはあまりよくない。固い。噛み始めは特に固い。ゴムみたいな感じ。注意して食べるとちょっと不快な後味があった。あまりおいしいとは言えないかもしれない。なお、凍らせると完全にキャンディーになる。口の中であったまるまでろくに噛めない。

 

 内容量

 30gで8個。少なくはあるが見た目が可愛いのでそんなに残念な感じはしない。味の方がまああれなのでそんなにたくさん食べたいものでもないし・・・。完全に目で楽しむものですね、これは。

 

 総評

 見た目はかわいい。100均でこんなの売ってるんだという驚きがあった。並べるとなお可愛い。食べ物としてはうーん、という感じ。可愛いので子供が喜びそうではあるが体によさそうなイメージもないし、あまり買いたくはならないかな。

 ドリンクに入れるとか、なにかの飾りにするような使い方ならいいかもしれない。しかしアイスドリンクに入れるとキャンディーになってしまうかも。面白くはあるけども人に勧めたくなるものでもなく、4点という評価になりました。

めっちゃブルーベリーの香りがする 木更津ブルーベリーグミ 評価&レビュー

6/10

 

 購入場所:ダイソー

 価格:100円(税抜き)

 内容量:40g

 固さ:明治スケールの1~1.5(果汁グミよりちょっと柔らかい)

 味:おいしい。

 メーカー:カネカ

 

 JAとカネカ食品のコラボグミシリーズ。千葉県木更津市はブルーベリーが名産であったらしい。グミの中に果汁ジュレが入っている。ピュレグミに似ているかもしれない。(訂正。私が思い浮かべたものは中にジュレが入っているピュレグミプレミアムやジュレピュレでした。まことにごめんなさい)

 

・味と食感

 袋を開けた瞬間ブルーベリーの香りが周囲に広がる。ブルーベリー好きな人にはたまらないのではないだろうか。グミそのものはやわらかめ。果汁グミより少し柔らかく感じる。そのうえ中心はやわらかいジュレなので一層柔らかく感じるのかもしれない。

 口に放り込むとしっかりブルーベリーの味がする。表面にオブラートの粉末がまぶしてあって舌触りもよい。ピュレグミよりも酸味がないので、酸味が苦手な人はこちらの方が食べやすいのではないだろうか。

 そのまま食べるより冷凍庫に放り込んでから食べた方がおいしいのではないかと思い試してみたら当たりだった。暑い時期ならなおおいしかったことだろう。友人からの表かもよかった。

 

・内容量

 

 

 

 100円で1袋40g。9粒入っている。正直物足りない。すぐなくなってしまうが、グラム単位の値段で見ると1gあたり2.5円。果汁グミが138円で54g。1gあたり2.55円なので、実際のところ果汁グミとほぼ変わらない。というか安い。しかし1袋9粒だとやはり寂しさを感じてしまう。

 

 なかなかクオリティが高いグミだと思った。7点にするか6点にするか迷ったのだが、価格や味の点で果汁グミを超えているかというとちょっと微妙なところだったので6点にした。でもブルーベリーが好きな人なら買ってもいいと思う。

 このシリーズのグミはたまにしか見かけないけれど、もうちょっとメジャーになってもよいのでは?

君はグミじゃない ころぐみ 抹茶あずき味 評価&レビュー

3/10点

 

 

 購入場所:ダイソー

 価格:100円

 内容量:28.8g 8個入り

 固さ:グミじゃない

 味:好きな人は好きだろう

 メーカー:輸入した会社は書いてあるが製造した会社は書いていない。原産国はベトナムとのこと。

 

 まず最初に言わせてほしい。

 これはグミじゃない。

 グミキャンディーと書かれているが絶対にグミではない。

 表面はミルクキャンディーに抹茶を振りかけたものでおおわれている。

 その中にあずき味のグミが入っているという触れ込みなのだが、このグミ部分もグミではない。柔らかい飴と呼ぶのが正しい。グミ的な弾力はない。歯にくっつく。どこぞで食べたことのある食感なのだが思い出せない。なんにしてもこれはグミと呼ぶべきではない。

 味については抹茶とミルクと小豆の味がちゃんとする。好きな人は好きなのではないかと思う。私はミルクが好きではないのでミルクが入っている時点で味に対して正当な評価を下すことができない。しかし友人にも食べてみてもらったところあまりよい評価を得られなかった。人を選ぶ商品かもしれない。ベトナムではこういうのが人気なのか?

 

 

内容量は少ない。100均のお菓子は大抵量が少ないが、それにしてもかなりすくない。28.8gは買ってきた中で最少である。個包装になっているのは表面の飴が温度によっては溶けてしまうからだろう。100円で8個。コスパもよいとは言えない。

 

 グミ(グミではない)の表面に飴をコーティングするというのは面白いかと思う。

 だけど最後にもう一度言わせてほしい。君は、グミじゃない。

 

このグミはどう生きるか? 果汁グミ弾力+ ブドウ味 評価&レビュー

5/10点

 

 購入場所:スーパー

 価格:138円

 内容量:48g

 固さ:明治スケールの4

 味:おいしい

 メーカー:明治

 

 2022年11月15日定番の果汁グミがハード系グミ流行の流れにのって新商品を発表した。それがこのハードタイプの果汁グミ果汁グミ弾力+だ。果汁グミの味はそのまま噛み応えをアップさせたこの商品。果汁グミファンかつハードグミファンにはたまらない一品なのかもしれないが、正直あまり評価はしていない。その理由を説明しよう。

 

 ・味と食感

 弾力+を謳うだけあって果汁グミよりかなり歯ごたえを感じる。しかも形が普通の果汁グミとはだいぶ違っている。普通の果汁グミはブドウの形をしているが、果汁グミ弾力+は厚い山形のてっぺんにブドウの刻印を押したものになっている。厚みがあるので弾力を感じやすいというわけだ。コラーゲンの量も果汁グ2800mgに対し4300mgと約1.5倍。その分固くなっている。コーラアップの8400mgの約半分だが、固さ半分とまでは感じない。弾力+が明治スケールの4に位置しているのは妥当なところだろう。

 味はいい。もとが果汁グミだから当然だろう。しっかりとしたフルーツのテイストがある。

 ハードグミとしては十分なスペックを持っているように思われるが、いったい何が問題なのかというと・・・・

  値段の割に量がすくねぇ。

 

 

 138円、税込み149円で12個しか入っていない。

 普通の果汁グミが16個、弾力+が12個。一個当たりの重量は果汁グミ3.3gと弾力+4gで弾力+の方が重い。グラム単位でも果汁グミ54gから48gと6グラム、10%以上も減っている。

 ステルス値上げか?

 いや、コラーゲン増えてるし色々コストも上がってるのかもしれないが・・・ 

 何にしても12個ではすぐに物足りない。明らかに満足できない。大きかろうが小さかろうが口に放り込むときは一口なのだ。とはいえ明治を責めることもできない。これもすべて不況が悪い。世の中に金が回らないからちくしょう!

 

 なんにしても残念である。

 果汁グミは美味しい。そのハードタイプもおいしいには違いないのだが、大部分の人には満足できない商品というほかない。あと個人的な意見ではパンチが足りない。なんかハードタイプのグミってジャンキーな感じがするじゃん? エナジードリンク味とか。果汁グミの健康的なおやつのイメージだとインパクト不足に感じられる。

 

 よっぽど果汁グミが好きかつハードタイプのグミが好きという人でなければ買う価値はないだろう。そういう人も普通の果汁グミを買って冷凍庫に放り込んだ方が満足できると思われる。なにかインパクトのある弾力+でしか味わえない新フレーバーでも追加しなければそのうち商品棚から消えてしまうのではないか。

 

アンパンマングミ 評価&レビュー

8/10

 

 購入場所:スーパー

 価格:98円

 内容量:50g

 固さ:明治スケール1.5~2

 味:おいしい

 メーカー:不二家

 

 ・外観

 

 



 みんな大好きアンパンマンドラえもんと並ぶ子供のヒーロー

 明らかに子供向けを意識している。『抹茶ポリフェノールを使用しているので小さなお子様にも安心してお召し上がりいただけます』とのこと。抹茶ポリフェノールと安心の間にどういう関係があるんだろう? 歯に優しいとは書いてあるが・・・。

 原材料にも人工甘味料などは使われていない。やはり子供向けだから余計なものを入れないようにしているのだろうか? 特徴的なのは砂糖がタイ製造であること。これはあまり見たことがない。

 ちょっと検索したらタイは砂糖の一大産地らしい。知らなかった。

 

 ・内容量と価格

  50gで約100円。果汁グミが54gで138円なので20%近く安い。果汁グミより一回り小さいサイズのグミが入っている(中身の写真撮り忘れたのであとで修正する)。

 

 ・味と食感

  リンゴ、白ブドウ、オレンジと3つの味が入っているが、正直それほど味の違いを感じない。うっすら「ああ、これはリンゴだな」とか感じるくらいだ。フルーツのフレーバーに関しては圧倒的に果汁グミが上。名前まけしない果汁グミさんカッコいいです。

 しかしアンパンマングミにも強みはある。

 なにが理由なのかはよくわからんが甘さに華やかな軽さがあるのだ。香料に秘密があるのか、砂糖そのものが違うのか・・・。他のグミに比べて甘さもフレーバーも控えめだが、おいしいさという点で劣っていることはないと思う。

 固さは果汁グミと同じか少し柔らかいくらい。サイズの小ささもあってハード食感が好きな人にはお勧めしづらいかもしれない。一応キャラクターの形をしているが、ドキンちゃんみたいな線の多いキャラクターになると結構崩れてしまっている。ドキンちゃんファンは泣いていい。

 

 総評

 正直美味しい。自分はかなり好きな部類に入る。子供向けなせいか甘さもフレーバーも控えめだが、逆にそれが食べやすい。そして謎の華やかな甘み。これが老舗菓子屋の本気なのか・・・。っていうかなんで不二家がグミ作ってんだ? どういう経緯でアンパンマングミ作り始めたのか気になる。不二家にはペコちゃんがいるだろうが。

 味そのものもおいしいと言わざるを得ない上に価格のことを考えると果汁グミよりも高い評価を与えたくなる。正直果汁グミ買うよりもうアンパンマングミでいっかという気持ちになってる。

 でもこれちょっと買いづらいんだよなぁ・・・。パッケージを変えれば大人向けも狙える気がする。

ペタグーグミ ウンシュウミカン味 評価&レビュー

5/10点

・パッケージ

  薄さと固さがアピールポイントらしい。生き物っぽい形をした薄いグミ。一般的にハードグミは厚みを増して噛み応えを出そうとするので平べったいハードグミは珍しいのではないかと思う。味ごとにキャラクター性があるらしく、ウンシュウミカン味は天真爛漫な性格で日向ぼっこが好きで玉乗りが得意という性格付けがされている。こういう遊び心は結構好き。

 

 ・内容量と価格

  1袋50gで138円。量も価格も果汁グミとほぼ一緒。グミそのものは12個入っている。果汁グミは16個だが、ハードタイプの果汁グミである果汁グミ+は48gで12個入り138円なので、ほぼ同じと考えていいだろう。このあたりが今のところ標準価格のようだ。



・味と食感

  平べったくて固い。明治スケールの5レベルを超えていると思う。ただ固さはあるが弾力はない。なんどか噛んで柔らかくなるとグミっぽさが出てくる。ペタグーの成分表を見るとコーンスターチが入っている。他のグミで見かけたことはないのでこれが固さの理由なのではないだろうか。冷凍庫に放り込んだものは噛もうとするとカチカチ言うくらい固くなる。グミというよりキャンディーの食感。

 味は普通によい。みかんの味がする。ただ果汁グミの方がフレッシュというか華やかな感じがしないでもない。

 グミとは思えない平べったさと真ん中に空いた穴のおかげで他のグミにはない面白い感覚があるのは評価できる。

 

・総評

 目新しさはあるがグミといわれるとなんとも。おいしくないわけではない。ハードグミが好きな人は試してみるのもよいかと思う。正直まぁ、同じ味なら果汁グミの方を買うかな。

 

ラムネアップ 評価&レビュー

4/10点

 

画像1




果汁グミと同じ製造元である明治のラムネアップ。姉妹品にコーラ味のコーラアップがある。なんか昔はデカいグミが一個だけ包まれて駄菓子屋においてあった気がする。いつの間にかリニューアルしていたらしい。

果汁グミが一袋54gなのに対しラムネアップは100グラムある。その分価格も上がって228円。果汁グミが138円なのでグラム単価で考えるとこちらの方がお得。果汁グミがグラムあたり約2.55円。ラムネアップは2.28円。

ラムネ瓶の形をした厚めのグミが23個入っている。

画像2

ハード食感を売りにしており明治スケールで固さは最高の5。一般的にグミの固さはコラーゲンの量で決まる。明治はコラーゲンの含有量をしっかり明示している。これはよいことだと思う。

普通の果汁グミが54gで2800mgのコラーゲンを含んでいる。それに対しラムネアップは100gで8400mg。果汁グミが1gあたり約52gのコラーゲンを含んでいるのに対し、ラムネアップは84g。1.6倍ほどコラーゲンを多く含んでいて、その分固いということになる。

グミの厚みもあり、それなりの固さを感じる。とはいえ嚙み切れないようなことはない。しかしもっと固いグミもあるように思う。

肝心の味だが、個人的にはあまりよろしくない。香りはラムネ風の爽やかなよい香りなのだが、後味にケミカルな刺激があり、清涼感といえば言えないこともないのかもしれないけれど、これを100gも食べるのは正直ご遠慮願いたい。成分表示を見る限り変わったものは入っていないのだが一体何の味なのだろう?

 冷凍するとよりハードになり、後味の刺激も弱くなるため冷やして食べるのをお勧めする。

 

 

果汁グミ 温州みかん味 評価&レビュー

6/10点




言わずと知れたグミ界の重鎮。1988年販売開始ということなので4・50歳以下の日本国民は大半が食べたことがあるはず。

余計なものが入っていない。ちゃんとみかんの味がする。噛んで砕けたグミの感触がみかんの粒粒に似ているような気がしないでもない。

1袋54グラムで16粒入っている。

以前は税込みで100円をきることもあったが、値上がりと増税によってそんな値段では手に入らなくなってしまった。

150円近い値段で16粒ではなんとも寂しい。

味は安定して美味しい。昔からちょくちょく食べているが記憶の中では昔の方が味が濃かったことになっている。実際のところどうなのだろう。

いつの間にかパッケージに五段階で固さが表示されるようになっていた。買う前に大体の硬さがわかるのは便利だと思う。

果汁グミの固さは2。個人的には結構柔らかいと思う。冷凍庫に入れて冷やすと固くなって美味しい。今回初めて知ったが冷凍庫に放り込んでもグミは凍らない。ちゃんと嚙みきれる固さを維持している。素晴らしい。

他のグミを評価していくにあたって果汁グミを試金石にしていこうと思う。もうちょっと高い点数にしてもいいようにも思うが、あんまり高くしても後が大変なので6/10点ということにした。